本記事はサーヴァントの性能を個人の雑な見解と実運用経験からつらつらと書いていく記事です。
どーもうぃうぃです。今回の紹介サーヴァントは、
「周回するならこのサーヴァントを育てておけ」
「FGOが配信されてようやく日本語wikiができた」
「FGO界、マスターに自害を命じられたサーヴァント第1位」
「東方の大英雄、アーラシュとは俺の事だ。よろしくな!」
FGOのサーヴァントは低レアでも強い。これを体感させてくれる、
”最強の全体宝具を持つ星1サーヴァント”
アーラシュです!
アーラシュの概要
・ストーリー・高難易度適正:★★☆☆☆(特定状況における選択肢)
・周回適正:★★★★★(必須級)
・ダメージトライアル適正:★★★★☆(ステータスがあれば最大級の火力)
・マイルーム性能:☆☆☆☆☆(星1相当)
・正しいアーチャー度:★★★★★(えっアーチャーって弓を使うんですか!?)
クラス:アーチャー
クラス相性:セイバークラスに有利。ランサークラスに不利。
クラス補正:ATK0.95倍、スター集中度150%。
保有特性:混沌・中庸、愛する者、地属性
初出はFate/Prototype~蒼銀のフラグメンツ。
正確無比な大威力長距離射撃が特徴の、剣を振り回したり仁王立ちで財宝を投擲したりしない正しい弓使い。
なお、「アーラシュ・カマンガー(?ra?-e kam?ng?r)」というのは通称。
カマンガーとはパブラフィー語(中期ペルシア語)で「射手」の意味。
FGOでは星1にカテゴライズされているためそんなに強くないように見えますが、
その実態は
・神代の強靭な肉体を持ち、普通の射撃で山が抉れる
・未来視が可能なレベルの強力な千里眼を持つ
・スキルのみで空を覆い尽くす弓の雨を降らす事が可能
といった具合で、アーチャークラスとしてはむしろ最強クラスの英霊。
無いのは日本における知名度くらい。
登場した際、「誰!?」と多くの人に言わしめたのはあまりにも有名です。
ちなみに最近、蒼銀のフラグメンツ、ドラマCDの最新刊が発売されています。特にこの巻はアーラシュ含め、見どころ(聞きどころ?)満載です!
スキル・コマンドカード
クラススキル
- 対魔力C(弱体耐性+15%)
- 単独行動C(クリティカル威力+6%)
”アールマティ神の加護を受けた肉体”なので、神性は無し。初期鯖はこの辺割とザルだけど
保有スキル
- 頑健EX:自身の防御力をアップ(最大20%,3T)+毒耐性をアップ(最大160%,3T)
- 千里眼A:スター発生率をアップ(最大40%)
- 弓矢作成A:自身のNPを増やす(最大30%)+HPを回復(最大3000)
まともな攻撃では傷一つ付けられないという設定に反して、そんなに強くない効果。
毒耐性も、珍しいんですが、役にたったことは無い。
第二スキル:スター発生率を引き上げるスキル。
倍率が最大で40%しかないため、スターの出る数がせいぜい1個増えるかどうか、という微妙スキル。
第三スキル:NPを増やしつつHPを回復するスキル。
アーラシュを代表する超強力なスキル。強化クエストをこなすことで解放。
貴重なNPチャージで、レベルを上げると最大で30%、NPを獲得する事が可能です。
スキル上げの優先度は、弓矢作成>>>その他。
弓矢作成は、虚数凸での宝具即撃ちが可能になるレベル6までは最低でも上げたいです。
コマンドカードはバスター2枚、アーツ2枚、クイック1枚のセイバー型。
頑張ればバスターブレイブチェインが可能。頑張れば。
宝具
「ー陽のいと聖なる主よ。
あらゆる叡智、尊厳、力をあたえたもうた輝きの主よ。
我が心を、我が考えを、我が成しうることをご照覧あれ」
「さあ、月と星を創りしものよ。
我が行い、我が最後、我が成しうる”聖なる献身”を見よ」
「この渾身の一射を放ちし後に・・・
我が強靭の五体、即座に砕け散るであろう!」
・バスター全体宝具。敵全体に”超強力”な攻撃(OCで追加ダメージ)+自身に即死効果(デメリット)
FGOにおいては未だに他の例が無い、所謂「自爆宝具」。
(ジャンヌの持つ「紅蓮の聖女」も、使用後消滅という意味では同等の効果)
全体宝具にもかかわらず「超強力」という単体宝具に添えられるべき文言がついており、バフを盛ったこの宝具によるダメージは下手な星5サーヴァントを余裕で上回る数字になります。
デメリットとして宝具を使うとアーラシュ自身が死んでしまいますが、逆にこれを利用して後続のバッファーを前列に出す、みたいな動きができるのはとても有名。
NP補助礼装が揃っていないと孔明の補助無くして宝具の即撃ちは困難なので、
・アーラシュに宝具を撃たせて孔明を呼び出し
・孔明でバフとNPを配布して残り2waveを突破する
というのが初~中級者マスターがまず目指すべき3ターン周回の型。
(孔明を除く)相性の良いサーヴァント
・バフを撒いてくれるサーヴァント
同じクラスなら子ギル等。
アーラシュ自身は高火力の宝具を持つものの、バフを一切持っていません。
なので、可能なら少しバフを盛ってやると、アーラシュで確殺できる範囲がグッと広がります。
・NPを20%配布してくれるサーヴァント
エレナが最も使いやすい。次点でシェイクスピアとか。
弓矢作成でNPを30%チャージできるアーラシュは、こういうサーヴァントと組み合わせる事で、配付でよく貰えるNP50%チャージ礼装をうまく扱えるようになります。
・ガッツ&バフを付与できるサーヴァント
バフの量という面ではケツァルコアトル。
使いやすさという意味では術ネロ。
誰でも持っているという意味ではローマ、という感じ。
これらのサーヴァントが持つバフをアーラシュに付与する事で、宝具を使ってもアーラシュがガッツで生き残ります。
無課金~微課金の場合、宝具レベルの高い星4↑のサーヴァントで宝具5というのは敷居が高く、アーチャークラスならアーラシュが手持ち最大火力になるケースが多いです。
そのため、こういうバッファーが使えれば、「ギルガメッシュ持ってないから周回できない・・・」と思っていた場所が回れるようになるかもしれません。
1waveをどうやって突破するかどうかは頭の使いどころ、ではありますが。
基本的に周回での使用になってくるので、バフやNPを配布できるサーヴァントが相性良好と言えます。そういう意味では、一番相性がいいのはタイトルで除いた孔明。
相性の良い概念礼装
・NPチャージ礼装
アーラシュは第三スキル「弓矢作成」により、NPを20%~30%チャージする事が出来ます。
なので、スキルレベル1なら未凸カレイドスコープ、スキルレベル6なら凸虚数魔術から、宝具を即使用する事が出来ます。
・NP50%チャージ系礼装
マスター礼装や他サーヴァントの補助でNPを20%付与できれば、(弓矢作成のレベルが10)の時に限りますが、礼装によるバフが乗った状態での宝具使用が可能になります。
何も無い状態で宝具を撃つと、威力は有利相手で大体7万×3程度ですが、例えば上で出した「エアリアルドライブ」をつけた状態で宝具が撃てれば、その威力はおよそ8万4千×3程度まで伸びます。威力を度外視すれば、龍脈を周回の選択肢に入れられるのも魅力の一つ。
このタイプの礼装がアーラシュとかみ合うのは、普段の周回よりはイベント限定NPチャージ礼装を周回に取り入れる必要がある時。
また、アーラシュに限って言えば、「魔性菩薩」も火力アップにつながる礼装です。
アーラシュの宝具はオーバーチャージが上がると追加ダメージが発生する仕様なので、他のサーヴ
ァントでバフを付与するなら、魔性菩薩の方が威力が伸びるケースがあります。
・落ちたタイミングで発動する礼装
アーラシュは宝具効果による任意退場が可能なので、「五百年の妄執」のような礼装をある程度扱う事が可能です。宝具を使用するためのNPを確保する必要があるのが難点ですが。
また、アーラシュの絆礼装「聖なる献身」は、自身が落ちると残った味方の弱体を解除しつつHPを回復する、という独自の効果を持ちます。
アーラシュ自身は宝具での退場が容易であるため、この礼装を付けたアーラシュは貴重な回復+弱体解除を持つ高火力サーヴァントという立ち位置に。
特に、低レアサーヴァントで攻略する場合は貴重な回復手段となります。
浪漫砲が好きな方は是非。
アーラシュの強み、弱み
- 強み
カルデア戦闘服を使用しない場合、控えのサーヴァント(≒フレ孔明)を呼び出す手段はサーヴァントが落ちる以外にありません。
アーラシュは全体宝具を撃ちつつ自主退場できるため、FGOで唯一の、自主的に控えを呼び出せるサーヴァントです。
2.高火力の全体宝具
アーラシュの宝具は全体宝具にも関わらず、その倍率が単体宝具と同じです。
単体宝具は基本的に全体宝具の1.5倍の威力なので、アーラシュは元々他の全体宝具サーヴァントより50%上の火力が出るサーヴァントと言えます。
宝具強化済であること、OC効果も考えるとむしろそれ以上。
3.星1なので育成の要求素材が優しい
アーラシュの育成に必要な素材数は、
こんな感じのラインナップ。しかも、スキルは弓矢作成以外はぶっちゃけ上げなくても機能します。
種火の必要数が少ないのも考えると、FGOのサーヴァントの中では育成がダントツで楽な部類と言えます。
- 弱み
これはメリットでもありデメリットでもあり、ですが。
宝具を使ったら死ぬため、クリティカルで追撃するという手段を取るためには、ガッツなどの補助が必要になります。
2.弓矢作成以外のスキルが弱い
頑健EXも最高ランクの千里眼も原作だとすごく強いのですが、ゲーム中の性能はあまりにも残念です。
千里眼なんてスター発生率+40%って、そんな補正では星は全く出ない。
正直、千里眼は直感より本来の性能に合ってないスキルだと思います。
3.星1故のステータスの低さ
アーラシュはFGOでは最低レアリティの星1に設定されています。
星1サーヴァントはレベルが60までしか上がらないため、そのATK数字は5816止まり。
この数字はフォウ君をあげても一般的な星5サーヴァントの半分という値です。
なので、折角高威力の宝具を持っていても、ATKの低さ故に威力が実感しにくいです。
ただし逆に言えば、聖杯や星4フォウ君でステータスを補ってやると、エースに相応しい大火力サーヴァントになること間違いなし。
聖杯1個でレベルが10上がり、ステータスを大きく伸ばせるため、聖杯をあげる先に困ったらこのサーヴァントにあげておくと色々捗る事間違いなしです。
まとめ
総合すると、3ターン周回を初心者~中級者さんが実現する上で、無くてはならないサーヴァント。
工夫次第では1wave掃討要員からフィニッシャーまで広くこなすことができます。
育成もかなり楽な部類なので、好きなサーヴァントを一通り育ててストーリーもそこそこ進み、
「周回したいな」
と思い始めたマスターがまず最初に育てるべきサーヴァントです。
なお、周回のためには残念ながら「自害せよアーチャー」と命じなければならないため、それが嫌な方は戦闘服でオダチェンするしかないです。
ではではノシシ
アーラシュはキャラも性能もいいですよね。うちではキャラが好きなので聖杯いくつか入れてます。
正直キャラはパンチが弱いですけど、逆にザ好青年ってキャラfgoにあんまりいないですよね…
>> 様
コメントありがとうございます!
性能に関しては本当に、一線級のものだと思います!
FGOでは癖のない好青年っていうキャラが殆どいませんからね・・・
(ベディヴィエールとかは似たような雰囲気を感じます)
ただ、アーラシュの「好青年」っていうキャラクターも、
孤独に孤高に生きた過去があり、
また千里眼で色々視た上で成り立っていると考えると、
パンチが弱いのもある程度納得がいくというか
色々配慮してるんだなって感じるところです。